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苅又山(960m) 2005年3月26日

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 △▲英彦山から西方を眺めると目の前に三角形の端正な形の山が目に入る。これが苅又山だ。取り付きの不便なことや情報不足で一部の山好きにのみ登られている。

△▲2.5万図からコースを考えてみた。山頂直登コースは急勾配なので避けて東西に伸びる長い稜線の西のピークをまず目指すことにした。薬師林道の標高760m付近を登山口としてそこから広くて緩やかな谷を詰めて行けば尾根筋まで行けそうだ。

△▲薬師林道入口の空き地に駐車して荒れた薬師林道に入る。鷹巣山登山口を左に見て更に下ると30分ほどで予定の取り付き地点に着く。右手に作業小屋がありちょうど良い目印になる。谷川に沿って杉植林地をゆっくり上がってゆく。15分ほどで谷が狭まり小さな広場に着く。そのまま進んでも同じところに出るが倒木が多いので左手の小さな尾根に上がりその山腹を横切って進めば明るい尾根筋が見えてくる。

△▲尾根に出ると赤テープがあってこれは山頂まで付けられている。ここから数分急登すると稜線の西端に達する。ここから山頂まで1000mほどの痩せた稜線は高低差はあまり無いが倒木やブッシュがやや多い。シャクナゲが大変多いので開花期は素晴らしいだろう。ただ今年は花芽は少ないようだ。山頂の展望はないが途中2箇所露岩の展望の良い場所がある。写真は苅又山稜線から、背景の山は左から鷹巣山1峰から3峰。

苅又山コースメモ



所要時間
△▲薬師林道入口駐車地-30-登山口-15-谷奥広場-15-尾根出会-15-稜線西端ピーク-70-苅又山

ポイント
△▲登山口(北緯33度28分40秒 東経130度56分49秒)
   薬師林道入口駐車地から30分ほど歩く
   ゆるやかな谷で山手に作業小屋あり 

△▲谷奥広場までは左手の山すそと谷川に沿って進む
   広場から小尾根を上がる
   藪が濃くなる手前から右手の山腹をトラバース気味に進む
   このあたりは倒木が多く歩きにくいがそのまま進めば上部に尾根が見えてくる

△▲尾根に出れば赤テープが山頂まで付いているのでそれに従う
   稜線西端ピークまでは標高差50mほどの急登

△▲山頂までの稜線は倒木やブッシュがあって少し歩きにくい
   山頂の展望はなし、途中露岩のピーク2箇所で展望が得られる
   樹林越しには鷹巣山がずっと見えている、その他犬ヶ岳、英彦山、岳滅鬼なども。

△▲シャクナゲの数の多い事は特筆もの、ただし今年に関しては花芽は少なめ

△▲戻り道で稜線西端ピークから直進しないで赤テープを確認して左折気味に下る



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