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三陀山(930m) 2005年4月30日

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カーブの取り付き点 山頂の三角点
ミツバツツジがちらほら シャクナゲに遭遇

△▲英彦山から東を眺めて槍の穂先のような三角錐の山は苅又山だが、その左手すぐ奥に高さは変わらないが見た目、あまり特徴のない山がある。それが三陀山だ。

 英彦山山系には仏教用語に関連した名前の山が多いがこの山の三陀という言葉もその類であろう。しかし山自体は特に目を引くようなポイントはなく訪れる登山者もほとんどいないようである。

 登山口は林道を入り込んだ奥地であり苦労して登頂したわりには山頂は標識もない三角点のみの平凡な植林地であった。

 2.5万図に記された古い峠越えの道を辿るつもりだったが道らしい道は発見できず、傍の谷を詰められるだけ詰め行き止まりの地点から尾根に上がった。木につかまりながらものすごい急登をして主稜線に到着したところでようやく赤テープがあった。ここから山頂まではすんなり着く。

 帰りは赤テープを辿って下ったが高さで200mほど下った地点で確認すると西へ降りるべきを北に下っている。赤テープは続いているがこれでは登山口から大きく外れた地点に着きそうだ。そこで今下った道を上り返し目印をつけていた地点から上りで使った同じコースを下ることにする。

 帰りは谷に降りず尾根をそのまま下ったが少し暗くなった林内に思いがけず、ぽっと灯りがともったような石楠花の一群に出会ったときは感動した。誰に見られる事もなく毎年きれいな花を咲かせているのだろう。


三陀山


(一つの升目の横が約250m、縦が約300



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