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倉木山(1159m) 2005/8/27

発心山 目次 西山〜犬鳴山


倉木山は由布岳の展望台、あちこちから由布岳が良く見える。

吾亦紅(われもこう)、背景の山は倉木山

おみなえし
ツクシトラノオ
ヒゴタイ、向こうの丘の上が倉木山山頂
ヒゴタイ、青空を待って出かけた甲斐があった
ヒゴタイ、背景の山はくじゅう連山
由布岳はまだ盛夏の装い

  写真のヒゴタイは国内では阿蘇、くじゅう、由布岳にのみ生育する珍しい植物です。大昔、九州が大陸と陸続きであった頃、大陸より伝来した種子が生き残ったものだ。阿蘇郡産山村にはヒゴタイ公園があって植栽されているが、野原に自生するヒゴタイを見ることはまれである。今回、ネットの友人から倉木山に自生があるとの情報をいただいて駆けつけた。

 4時半にさぎり台に着き夜明けまで仮眠する。5時半、登山口に向かう。登山口は由布岳正面登山口より200mほど由布院側に下った地点から、南の山腹を登る舗装路がある。ここを道なりに1.5kmほど走ると数台分の駐車スペースがありここが登山口となる。

 登山道は山頂急登コースと山腹迂回コースに分かれるが、今日は野草の鑑賞が目的なので山腹迂回コースでゆっくり登ることにする。もともと野草の多い山と聞いていたが、予想以上に多くの野草たちと出会う事が出来た。ワレモコウ、ユウスゲ、カラマツソウ、ヤマホトトギス、ソバナ、キツリフネ、ママコナ、シラヤマギク、オミナエシ、サイヨウシャジン、ノコギリソウ、ツクシトラノオ(麓から見つけた順に)などなど。

 お目当てのヒゴタイは山頂部にありました。瑠璃色の玉が草原にすっくと立っている様は見事でした。10年以上前に初めて人の手で植えられたヒゴタイを見たのですが、今回自生のヒゴタイに出会えて大感激でした。別の季節に又行って見たいな、と思わせてくれる素敵な花の山でした。






(一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります)

登山口まで





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