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経読岳(992m) 2005/12/10

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登山口 展望の良い岩場から
経読林道 山頂尾根の石像


登山口への途中から見る小屋ヶ岳

古峠の先の岩場から見る小屋ヶ岳

左、小屋ヶ岳、中、無名山、右、経読岳裾

経読岳



たそがれ時

たそがれ時

 犬ヶ岳山系は福岡県と大分県の県境の山ですが、今回は大分県側の、ガイドブックやネットにも、あまり記載のない小屋ノ原コースから登りました。

 懸念していた古峠までのコースは、道迷いもなく快適に進む事が出来ました。尾根道には10cmから20cmの積雪が残っています。古峠のすぐ先の岩場からは綺麗な雪化粧の経読岳や小屋ヶ岳を望む事が出来て大満足です。ここまでは順調でしたが、この後、2箇所で道迷いをしました。

 最初は、縦走路の尾根を外れて谷へ迂回すべき場所をそのまま直進しました。ここは150mほど進んで前進できなくなって引き返しました。

 次は谷へ大きく迂回した場所で道が不明になりました。地形は広い谷ですが、目印になるテープなどがいくら探しても見つかりません。山頂の方角が谷の上部である事は確認できるのですが、直接上るのか、いったん下って登り返すのか両方のケースが考えられます。

 迷ったときにむやみに動き回ると体力を消耗しますので、あせる気持ちを抑えて暖かいコーヒーとパンを食べます。落ち着いてよく観察すると雪に埋まった階段の一部が見えました。無雪時期ならば、なんでもない場所なので目印がなかったのでしょう。
 

 道迷いなどで山頂到着が、相当に遅れたために、当初の周回縦走の予定を変更して、往路を戻る事にしました。ヘッドランプの点灯と予備電池を確認して、下山にかかります。幸い明るいうちに車に戻る事が出来て一安心です。




経読岳後半へ(2006/2/19)




△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています

(一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります)

△▲登山口まで:日田から中津に向かう国道212号線の柿坂地区から県道2号線に入って津民川沿いに10kmほど進入する。小屋ノ原集落の先の橋を渡った所に2台ほど駐車出来るスペースがあります。登山口の表示はありません。

△▲古峠まで:橋の手前の舗装作業道から入ります。200mほどで道は切れて造林地に入ります。谷側のネットに沿って進みます。左手に堰堤を見ます。造林地の中の溝のように少しえぐれた部分を歩きます。倒木がやや多いです。古峠に近い場所には赤テープがかなりありますが、この辺りにはほとんどありません。しかし左手に谷川を意識しながら谷川から大きく離れずに歩けば大丈夫です。古峠に近くなると、方向がそれまでの北から西に緩やかに変わります。大岩が頭上に見えてくれば峠は目の前です。歩行時間は上りで70分〜80分ほどです。


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