英彦山本峰の南西に標高864ｍの大岳という山があります。地形図には名前が載っていません。ルートとして一番簡単なのは、玉屋神社から鬼杉に向かう登山道の峠から登れば20分ほどで山頂に到着します。今回は玉屋神社入口から尾根伝いにルートを設定してみました。

英彦山権現から先は道路崩壊のため通行止めが続いています。

最初は玉屋神社参道の入口から尾根に入ったのですが藪がひどくて途中から参道に下りてしまいました。しばらく参道を進んで取り付けそうな地点を見つけて上がりました。ここは植林地なので歩けそうです。

作業道がありました

植林地の中を尾根を外さないように上ります

見晴らしの良い岩場に出ました。小さな谷を挟んで目の前に大岳が現れました。南側には黒岩山が見えています。

大岳、この方向から見ると勾配がかなり急です。

岩場の様子

英彦山正面参道の尾根をズームしてみました

下側の緑のラインが本日の行動予定

最近買ったコンデジにはＧＰＳ機能が付いていたので、どれほど正確なのかetrex20と比較して見ました。結果予想以上に正確なのに驚きました。

岩場でゆったりしているうちに青空が顔を出してきました。実はこのすぐ先にもう一箇所、素晴らしい大展望の岩場がありました。

巨大な岩と緑の松の絶景。南画の世界。よく考えてみるとこの尾根は、今年何度か歩いた行者堂に至る南西尾根のようです。

この尾根も同じです。岩山のピークは四王寺山、ピーク左の岩の下部が玉屋神社です。

大岩にぶち当たります

大岩の右を巻きました

大岩を右に巻いた場所。この上部に急峻な崖がありそこからの落石がびっしり並んでいます。ある程度登ってから上部の崖を避けて左手にトラバースします。

トラバースして乗った尾根には目印がありました。これは玉屋神社参道の上部地点からのルートの目印のようです。これから後は山頂まで目印が付いていました。しばらくは急峻な登りが続きます。

感じのいい尾根道もあります。

大岳山頂864ｍ。山頂は木々にさえぎられて展望は僅かです。

.

大岳山頂から鬼杉登山道に下る途中、ちょっと寄り道してお気に入りの展望のいい露岩にて食事。

露岩からの大展望。正面ピークは英彦山南岳。その右側に篭水峠の大岸壁も見えています。

倒木群、自然の力は強い

玉屋神社参道から仰ぐ大岩。何か動物の顔みたい。位置から推測するとこの岩が私が立ち寄った絶景ポイントの岩かもしれない。

下山時に取り付き場所を確認した。

この電柱が目印

本日は行動時間は短かかったが大変面白いコースでした。

	Web www.asophoto.com

ホーム >山旅日記 >山行レポート >山写真集 >山頂展望図 >山掲示板