私の好きな九州の山

脊振山北西尾根


笹原をゆっくり登りあがると脊振山の主稜線が飛び込んできた

登山日
2017年5月18:晴れ

登山コース地図 
画面クリックで拡大します


脊振山、金山全図



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脊振山・金山の全ルート踏破計画も10回を越え未踏のルートはほとんど歩いてきましたが、今回は脊振山のルートの中で最も難路と思われる北西尾根にチャレンジしてきました。薮山、テープなし、迷いやすい地形ですが、800mから900m付近に広がる手付かずの原生林を歩くことは大いなる魅力です。地図上で作成した予定ルートをきちんと歩けるかどうか、それを確認することも大きな楽しみです。行きたい気持ち半分、行きたくない気持ち半分、ともあれ賽は投げられました。



車谷の登山口から船石橋を渡って林道を歩く


右手に作業道が見えてくる


作業道終点
予定の尾根は右手の尾根だが予想通り薮が茂っている


一応取り付き点らしきテープが藪の中に巻かれてはいます


このトゲ植物に進路を阻まれます


密集する小木の間を身体を小さくして潜り抜けます


しばらく薮と格闘すると歩きやすい道が現れ一安心


造形が面白くて・・


再び薮に突入


第一目標の林道に到着


林道で切り取られた向かいの尾根に這い上がりますが
こちらも身動きが取れないほど小木が密集しています。
薮との格闘に心折れかかり先の林道からリタイアー
ともちらっと思いましたが、気を取り直して進みます。


やがてありがたい事に、道らしい道が現れました。


植林地の笹原を登ります


笹原の小ピークに立つと景色が少し開けてきました。
前方の笹原がルートのようです。


胸までの笹原を漕いで進みます


突然右手が開けて脊振山の山頂が目に飛び込みます


気象台レーダー


唐人の舞


パノラマ画像


754ピークの少し先にある標石
ここを左折して東へ植林地を下る
754ピークからいったん下って北西尾根に乗るまでのルート取りは
色々考えられるが、今回は左手の崖側に近いルートを取りました。
地形的にわかりやすいと考えました。


植林地を下る


V字にえぐられた沢を渡る


自然林の尾根を登る


こんな木もありました


畳岩としておきます


原生林らしい良い雰囲気になってきました


麓付近の薮とは違ってこちらは人が通過できるスペースがあります





空を覆う大木
凄い存在感があります


緑濃い原生林
笹の海を右に左に泳ぎます


見事なブナ大樹


テープがたくさんあったこの場所は板屋峠ルートの合流点のようです


突然、目の前に凄い構造物が出現
目標にしていたP907の電波塔でした


電波塔からは保守管理用の舗装道を歩きます
山頂のレーダードームが見えます
ビクトリーロードを歩く気分です


自衛隊道路に出るとこの白い花が迎えてくれました


新緑の自衛隊道路


脊振山頂に直登します


山頂のフェンス


金山方面


登ってきた北西尾根ルートと電波塔が見えます


簡単に食事をして下山にかかります


登りは随分時間をかけましたが
下りは脱兎の如く駆け下りました


本日の花

ムラサキサギゴケ


ムラサキサギゴケ


ムラサキサギゴケ


ミズタビラコ


ガクウツギ


ヒメレンゲ




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