高千穂夜神楽(秋元神社)2001.11.24〜25 撮影 1/3頁


■十一月の中旬から二月の上旬にかけて宮崎県高千穂町の各地で
夜神楽(よかぐら)が奉納される。
この日、数年ぶりに秋元神社の夜神楽に参加させて頂いた。

■冬の夜を徹して行われる神楽は、夕方に始まり三十三番を舞い終わる
のは翌日、日が高く昇ってからである。

■高千穂神楽は秋の収穫への感謝祭であり、また厳しい冬の自然への
鎮魂の儀式でもある。

この時期、故郷を離れた人々も神楽に合わせて帰省して昔話に花を
咲かせる。


高千穂渓谷より約12km、深い谷沿いを走リ詰めると秋元の里に着く。
戸数49戸。人口170人前後の集落である。


御神屋始め(みこうや)。夜神楽はこの二間四方の神庭(こうにわ)で
奉納される。神庭の四隅には榊(さかき)が立てられている。
(PM 17:41)


長老が神楽面(おもて様)を舞い手に手渡す。口に清めの榊の葉を
挟んでいる。
(PM 17:56)


正面の神棚に うやうやしくまつられた神楽面。
(PM 18:00)


神楽一番、<彦舞> ひこまい
猿田彦命・氏神様を神楽宿までお連れする
舞い入れの先導役を果たす。
(PM 18:05)


神楽三番、<神降ろし>かみおろし
神庭を祓い清めて諸神を招く。
この舞は神楽三十三番中もっとも難しくてかつ基本の舞いとされる。
(PM 19:01)


五番、入鬼神(いれきじん)の準備
(PM 19:28)


(PM 19:30)


神楽五番、<杉登り>すぎのぼり
杉を伝わって神が降臨する。
(PM 19:32)


神楽五番、<杉登り・入鬼神>
厳かに鬼神が神庭に入ってくる。
(PM 19:39)


神楽五番、<杉登り・入鬼神>
(PM 19:41)


神楽五番、<杉登り・入鬼神>
(PM 19:42)


神楽五番、<杉登り・入鬼神>
三番神降ろし、四番鎮守、五番杉登りを
合わせて式三番という。式三番が終わると休憩に入る。
(PM 19:49)


お母さん方のエプロン姿が懐かしい。
(PM 20:41)


煮しめを生の焼酎でいただく。
大根、サトイモ、しいたけなど味がよく染みて美味しい。
(PM 20:45)


ホシャドン(奉仕者殿・神楽の舞い手)が見物衆にお神酒のサービス。
(PM 21:10)


神楽六番、<地固め>ちがため
山峡の地を堅め田畑を作る。
(PM 21:56)


神楽七番、<幣神添>へいかんぞえ
(PM 22:12)


神楽八番、<本花>ほんばな
米の収穫を感謝し豊作を祈る
小学生が二人、舞い手となり大きな拍手だった。
(PM 22:39)


神楽九番、<住吉>すみよし
和歌をもって海の安全を祈る。
(PM 23:38)


神楽十二番、<七貴神>しちきじん
親貴神の前で御子神が舞を披露する。
(AM 2:04)


神楽十二番、<七貴神>しちきじん
親貴神が子の七貴神を鍛える
(AM 2:06)


神楽十二番、<七貴神>しちきじん
(AM 2:13)


親貴神と御子神たちとの愛情深いやり取りに大きな笑いが起こる。
(AM 2:12)




メニューへ 次のページへ